【自己分析のお悩み】HNさんのお悩みへの回答 | 行列のできる就活相談所

【自己分析のお悩み】HNさんのお悩みへの回答

---質問-----------------------------------------------------
いまだに、自己PRができません。
私はサークルを2つかけもちし(両方まじめなサークル)、アルバイトもやっていたので、きっとPRの材料はたくさんある!と思っていたのですが、いざ過去を振り返っても「これこそが私のウリだ!」という決定打が見つかりません。
サークル運営にも関わって、仕事は最後までやりました。でも、問題意識が足りないからか、いつもどんな時も「楽しければそれでよい」という気持ちでやってきたので、「何かを成し遂げた!!」という実感がないのです。
なにか、自己PRを作るための、自己分析方法があったら、ぜひ教えてください><
ちなみに、今は広告業と人材業を中心に就活してます。
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HNさん、はじめまして!コウイチです。

自己PR・自己分析ができない、ということですね。
就活では「まず自己分析」とよく言われていますが、なかなかできない人が多いと思います。
そういう私も最初はどうしていいかわかりませんでした。

そこで、就活マニュアルをいろいろ読んだり、色々なESを書いているうちに私なりに発見した「良い自己分析方法」をご紹介します!自己分析、自己PR、ES、面接など全てにおいて役に立ちますよ。

それは「全ての文章に『なぜ』をつけてみる」法です。
これは、自分の事実を書いた文章全ての頭に『なぜ』をつけて文章を増やしていく方法です。

例えば、HNさんの投稿を見ると、「『楽しければそれでよい』という気持ちでやってきた」「サークルを2つ掛け持ちした」「アルバイトをやっていた」という事実がありますよね。そこで、上記の方法を実践してみましょう。作る文章は例なので、HNさんなりに変えてくださいね。

「なぜ『楽しければそれでよい』という気持ちでやってきたか?」

「周りの人が喜ぶのが好き」
「楽しさがない事だとやる気がしない」
なぜ?
「人の笑顔を見たい」
「楽しくなるように運営すれば人が集まってくるし、自分の人生も楽しくなると思う」

「なぜサークルを2つ掛け持ちしたか?」

「色々な人と会ってみたい・会うのが好き」
「1つのことに集中するだけでなく、さまざまな物事・出来事に触れていたい」
なぜ?
「色々な人と会うと視野が広がり、また、さらに多くの人とつながる」
「さまざまな出来事に触れると、自分が経験できることが多くなる」

「なぜアルバイトもやっていたか?」
↓なぜ?どんな?
「たくさんお金を稼ぎたかった」
「自分でお金を稼ぐ事は大事だと思っている」
「社会に出て働くことは重要」
「多くの人と出会える仕事」
「人に喜んでもらえる接客業」

「働く中で、色々な壁にぶつかり成長できる」


…といったように、『なぜ』をつけると、自分の考え方からたくさん文章が出来ますね。

では、今度はこの文章をつなげていきましょう。
ついでにポイントも言うと「結論先行」「1本の軸」です。

(人材業界の場合)
「私はサークルを2つ掛け持ちしました。なぜかというと、多くの組織やイベントに関わることで数多くの人と出会えるからです。多くの人と出会うことで視野が広がると思いますし、色々な経験を積めるので自分が成長できると思ってきました。また、私は人が喜ぶのを見ることが好きなので、『楽しくやろう』という事をモットーにサークルを運営しました。つまり、私はできるだけ多くの人と出会い、自分がその人たちの『笑顔』をつくる仕事をしたいと思います。そこで、それができる御社(人材)を志望しました。」


という文章が作れます。いかがでしょうか?
これは例文なので、本来はここにHNさんの考え方と、人材業界でなぜその会社を選んだかという理由も加えなければなりません。
しかし、この「全ての文章に『なぜ』をつけてみる」法を実践することで色々なことを発見できます。


さらに、「なぜ人材業界を志望するのか?」「なぜ広告業界か?」も突き詰めてみると良いでしょう。

参考になりましたか?
また分からない事があれば聞いてください。

就活頑張ってくださいね。