【ESのお悩み】まきさんのお悩みにへの回答 | 行列のできる就活相談所

【ESのお悩み】まきさんのお悩みにへの回答

---質問-----------------------------------------------------
エントリーシートで「あなたが、一番大きな壁と感じたのはどのようなことに対してですか?」という質問がありました。
でも考えてみれば、私は壁らしい壁にぶつかってないんじゃないかと思うのです。こういう場合はどうしたらよいのでしょうか??
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まきさん、こんにちは!ケンです。

早速ですが、質問にお答えします。
「一番大きな壁は?」という系統の質問に、僕も就職活動を始めたばかりの時はまきさんと同じように困った憶えがあります。この質問のほかにも、就活を続けているうちに難しい質問が出てくると思います。そんな時は、面接官の立場に立ってこの質問の意味を考えてみましょう!

3通りに分けて考えてみます。

まず1つ目のパターンは、この質問の通り「一番大きな壁と感じた事」だけを聞きたいという場合。
その場合「この学生はどの程度の事で挫折してしまうのか・どんな能力が無いのか」を知りたいのだと思います。
例えば「東京に出てきて大学に入った時に友達がなかなかできなかった」とだけ書くと、「コミュニケーション能力があまりないのかな」と思われるでしょう。「アルバイトが続かなかった」と書けば継続性が無いと思われるでしょう。

ただ僕は、ほとんどの面接官が学生の良いところを引き出そうとしていると思います。2番目のパターンとしては、質問には「隠れた意図」があるということです。
「壁と感じたことは?」と聞いていますが、実は「その壁をどう克服したか」を知りたい、という場合がそれです。

この質問においてはこのパターンが一番メジャーです。
なので、一般に良いとされる回答パターンは、先程の例で言うと「大学に入った時に友達がいなかった。しかし『100人友達を作る』という目標を立てて、自分から周りの子に話しかけていったところ、今までに100人を越える友達を作りました。」という、マイナス⇒プラス の流れ

この場合、目標を立て達成する能力があり、コミュニケーション能力も高い、という事が伝わるでしょう。
この場合、ポイントは『具体的に書く』という事です。(これはあくまで例なのでベタな文章ですが)説得力が違うはずです。
あと、いくらでもウソは書けると思いますがこのエピソードを面接で話した学生が明るい子でなかったら全然説得力が無いと思いますので、その辺は気をつけた方が良いです。

ただ、今までに全く苦労がなかったという事はあまり無いと思います。
なんとかマイナス⇒プラスのエピソードを探しましょう。

ただ3番目のパターンとして、「正直に」というのもアリじゃないかと思います。
まきさんのように「壁と感じたことがない」という場合、そのまま「壁と感じた出来事はありません。何事も苦労と感じないのが自分の取り柄です。」と意外性のある事を正直に書いても、実はそれがまきさんを一番的確に表現している、という場合もあります。

大きく分けてこのパターンになるかと思います。
まとめると、「面接官は『あなたらしさ』を引き出したい!」です。
あとはまきさんらしく自分の思うやり方でESを書くのが良いかと思います。


長いですが、参考になりましたでしょうか?

まだ何か疑問がありましたら、再度投稿してみてください!
では、就活頑張ってくださいね!