【就職活動全般のお悩み】にこるそんさんのお悩みへの回答 | 行列のできる就活相談所

【就職活動全般のお悩み】にこるそんさんのお悩みへの回答

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初めまして、現在、本当に悩んでいます。3月になり、就職留年を決意し、もう一年就職活動をやりなおしたいと考えています。興味のある業界もかわって取りあえずセミナー、企業説明会など積極的に参加したいと思っているのですが、一年遅れると就職活動においてどのような不利な影響、また打開策があるでしょうか?なにかアドバイスを頂けないでしょうか?
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にこるそんさん はじめまして!コウイチです。

「就職留年を決意した」ということですね。僕も、就職活動中に、就職留年を経験した友達が何人かできました。
しかし、一部の人は結果的に自分の満足する就職活動ができたようです。
そんな彼らから就職留年についていろいろと聞くことができたので、代わりにお答えします!

確かに昔から「留年すると就職に不利」といわれていますが、就職留年は必ず不利であるわけではないそうです。しかし、就職留年には次のようなデメリットがあることを理解してください。

(1)留年で親に迷惑がかかる。
(2)留年した理由を企業側から強く質問される場合がある。
(3)そもそも留年することで不利になる業界・業種がある。


まず(1)についてですが、おわかりのとおり「留年」には、1年間の学費と生活費が余分にかかってしまいます。自分の将来を真剣に考えた上での大きな決断だということをきちんと親に説明し、1年多く学生を続けさせてもらう許可をとることが絶対に必要です。

次に(2)についてですが、やはり「留年してまで就職活動をしたい」という学生の真意を聞き出したい企業もあります。そして、留年した間に学生が昨年の自分と比べてどう成長したのか?どう考え方を変えたのか?と質問してきますそれに対する回答を、より充実した自己分析をすすめて見出す必要があるでしょう。

そして(3)については、あくまで噂にすぎませんが、留年すると「不真面目な学生」として、そもそもエントリー資格がなくなってしまうという企業があるそうです。留年が就職活動にまったく影響しないという企業は大半でしょうが、一部の業種・業界では不利な状況が根強く残っているそうです。

(1)や(2)に関しては、大きなデメリットである反面、これらを克服できるぐらいの自己分析・キャリアデザインをして、強く説得できれば、大きなアピールポイントになるでしょう。

また、希望業界・業種も変わったということですが、
企業セミナーや説明会、OB/OG訪問を行ったり、あと1年の間で新しいこと(勉強・旅行)にチャレンジしたり、とにかくいろいろと自分を高められる活動をしてください

そして、セミナーや説明会にでることで、自分の考えがまた整理されて、
就職留年しなくてもよい結果となることもあります。

まずは「就職留年が本当に必要かどうか?」を真剣に自分の中で考えてください。
そして、それができたとき、今度は「仕事をすること」や「いままでの自分、これからの自分」を見つめなおして、来年の就職活動に大いに生かしてください。

がんばってくださいね!